リトルバスターズ! 第17話 感想
葉留佳と佳奈多は父親の違う双子だった。
全然予想できなかった、そんなのあるんだ。
物語は、葉留佳がどちらの父の子供なのかを明らかにしていく展開になったけど、ちょっと違和感があった。
犯罪者の子供じゃないってことが分かればそれで解決ってものでもない気がするけど。
っていうか、葉留佳が三枝晶の子供ではないなら、今度は佳奈多が犯罪者の子供ってことになる。
葉留佳は自分が救われさえすればそれでいいのだろうか。
問題なのは、犯罪者の子供だからという理由で差別する三枝家やクラスメイトたちではないかと思う。
葉留佳がどちらの父の子供なのかは根本的な問題には思えない。
そもそも、葉留佳たちの親が、葉留佳がどちらの父の子供なのかを明かさなかったのは何でなんだろう。
三枝晶は、そんなこと知っても何にもならないって言ってたけど、どういう意味なのか。
父と子の絆なんてどうでもいいってこと?
それとも、逆に、葉留佳も佳奈多も同じように扱いたかったからこそ、あえて、教えなかったとか?
もしそうなら、教えなかったことで、葉留佳も佳奈多が競い合うことになったわけだから、悲劇だ。
葉留佳が被害者なのは言うまでもないけど、佳奈多も被害者って感じはする。
もちろん、佳奈多は犯罪者の子供という扱いを受けてきたわけではない。
けど、もし、葉留佳との競争に負けていれば、犯罪者の子供扱いを受けていたわけで、
佳奈多も、いつ転落するか分からない不安と恐怖を感じながら生きてきたのではないかと思う。
常に良い結果を出すことが求められる分、葉留佳よりつらい部分もあったのではないか。
葉留佳にはリトルバスターズのメンバーという仲間がいるけど、佳奈多には仲間なんているのかな。
佳奈多が悪者っぽく描かれすぎているのがちょっと哀れに感じる。
先週の、佳奈多がクドに言った、「私が失ったものを思い出させる」っていう発言の、
私が失ったものっていうのは、今回を見ると、子供らしく楽しく過ごせる毎日のことなのかなと思う。
跡継ぎとして、常にきちんとしていることが求められた佳奈多には、そういう毎日は手に入れたくても、手に入れようがないものだったのだろう。
で、謎なのはやっぱ最後のシーン。
葉留佳になりすました佳奈多の思惑はいったい何なんだろう。
葉留佳に対する嫌がらせが目的というのとは、少し違う気がする。
嫌がらせ目的とすると、理樹と会話したときの葉留佳を心配しているかのような態度と食い違ってくるし、佳奈多は人を傷つけて喜ぶタイプって感じもしない。
自分としては、佳奈多は葉留佳に対して嫉ましさがあるんじゃないかと思う。
いつも努力しているのに嫌なことばかりの佳奈多には、努力してもいないのに理樹から心配してもらえている葉留佳が許せなかったのではないか。
だから、理樹をとりあげてやろうと思ったってことじゃないかと思う。
あとは、佳奈多も葉留佳のように無邪気に過ごしたいとか、人から好かれたいとか、そういう欲求があったのかも。
理樹なら、そういう思いを受け止めてくれそうって佳奈多は思ったのかも。
なんか、全体的に、西園美魚と美鳥の話に近いものを感じる。
双子か、ドッペルゲンガーかという違いはあれど、似てるけど微妙に違う二人が嫉みあい奪い合う、という構図は同じだ。
美魚と美鳥のときは、2人がひとつになって、ハッピーエンドだったけど、今回は果たして。
トラックバック送信先
http://subcul.jugem.jp/?eid=2765
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-815.html
http://shirokuro585.blog109.fc2.com/blog-entry-1233.html
http://blog.goo.ne.jp/sakino-k/e/ee80f256125db48924cf6a3a86542530
http://najigo.blog31.fc2.com/blog-entry-903.html
http://alicetail904.blog42.fc2.com/blog-entry-1316.html
http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-2183.html
http://blog.livedoor.jp/nylon66/archives/51873015.html
http://observationroomfornv.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
http://firstsnow2.blog.fc2.com/blog-entry-520.html
http://sokuhouani.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
http://www.nizigen-anime.com/animereview/litbus/litbus17/
http://blog.goo.ne.jp/jin-d/e/1c0153d6f48a694a9246dac7d98ff7f5
http://kyotofan.net/books_anime/little-busters/team-litbus_17/
http://moerukabunushi.blog77.fc2.com/blog-entry-672.html
http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52319692.html
全然予想できなかった、そんなのあるんだ。
物語は、葉留佳がどちらの父の子供なのかを明らかにしていく展開になったけど、ちょっと違和感があった。
犯罪者の子供じゃないってことが分かればそれで解決ってものでもない気がするけど。
っていうか、葉留佳が三枝晶の子供ではないなら、今度は佳奈多が犯罪者の子供ってことになる。
葉留佳は自分が救われさえすればそれでいいのだろうか。
問題なのは、犯罪者の子供だからという理由で差別する三枝家やクラスメイトたちではないかと思う。
葉留佳がどちらの父の子供なのかは根本的な問題には思えない。
そもそも、葉留佳たちの親が、葉留佳がどちらの父の子供なのかを明かさなかったのは何でなんだろう。
三枝晶は、そんなこと知っても何にもならないって言ってたけど、どういう意味なのか。
父と子の絆なんてどうでもいいってこと?
それとも、逆に、葉留佳も佳奈多も同じように扱いたかったからこそ、あえて、教えなかったとか?
もしそうなら、教えなかったことで、葉留佳も佳奈多が競い合うことになったわけだから、悲劇だ。
葉留佳が被害者なのは言うまでもないけど、佳奈多も被害者って感じはする。
もちろん、佳奈多は犯罪者の子供という扱いを受けてきたわけではない。
けど、もし、葉留佳との競争に負けていれば、犯罪者の子供扱いを受けていたわけで、
佳奈多も、いつ転落するか分からない不安と恐怖を感じながら生きてきたのではないかと思う。
常に良い結果を出すことが求められる分、葉留佳よりつらい部分もあったのではないか。
葉留佳にはリトルバスターズのメンバーという仲間がいるけど、佳奈多には仲間なんているのかな。
佳奈多が悪者っぽく描かれすぎているのがちょっと哀れに感じる。
先週の、佳奈多がクドに言った、「私が失ったものを思い出させる」っていう発言の、
私が失ったものっていうのは、今回を見ると、子供らしく楽しく過ごせる毎日のことなのかなと思う。
跡継ぎとして、常にきちんとしていることが求められた佳奈多には、そういう毎日は手に入れたくても、手に入れようがないものだったのだろう。
で、謎なのはやっぱ最後のシーン。
葉留佳になりすました佳奈多の思惑はいったい何なんだろう。
葉留佳に対する嫌がらせが目的というのとは、少し違う気がする。
嫌がらせ目的とすると、理樹と会話したときの葉留佳を心配しているかのような態度と食い違ってくるし、佳奈多は人を傷つけて喜ぶタイプって感じもしない。
自分としては、佳奈多は葉留佳に対して嫉ましさがあるんじゃないかと思う。
いつも努力しているのに嫌なことばかりの佳奈多には、努力してもいないのに理樹から心配してもらえている葉留佳が許せなかったのではないか。
だから、理樹をとりあげてやろうと思ったってことじゃないかと思う。
あとは、佳奈多も葉留佳のように無邪気に過ごしたいとか、人から好かれたいとか、そういう欲求があったのかも。
理樹なら、そういう思いを受け止めてくれそうって佳奈多は思ったのかも。
なんか、全体的に、西園美魚と美鳥の話に近いものを感じる。
双子か、ドッペルゲンガーかという違いはあれど、似てるけど微妙に違う二人が嫉みあい奪い合う、という構図は同じだ。
美魚と美鳥のときは、2人がひとつになって、ハッピーエンドだったけど、今回は果たして。
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≪ ラブライブ! 第5話 感想 | HOME | 新世界より 第18話 感想 ≫
きつねのるーとさんへ
はじめまして。管理人のNoranekoLoveです。
サブタイトルの『誰かにそばにいて欲しかったんだ』が佳奈多にも当てはまるのではないかという指摘は、言われてみれば、なるほどです。
たしかに、一人でいつもがんばっている佳奈多の方がサブタイトルは似合いそうです。
自分としても、佳奈多にも誰かそばにいてくれる人がいればいいのにって思います。
佳奈多が理樹に近づいた理由は、きつねのるーとさんの言うように理樹への甘えであってほしいです。
葉留佳への悪意でやったとなると、佳奈多がただの悪者になってしまって救いが無いですしね。
甘えであれば、佳奈多も普通の女の子ってことになるし、理樹の努力次第で佳奈多も救えそうです。
まあ、しかし、どうなるかは見てみないとほんとわかんないですよね。
私も次回が楽しみです。
サブタイトルの『誰かにそばにいて欲しかったんだ』が佳奈多にも当てはまるのではないかという指摘は、言われてみれば、なるほどです。
たしかに、一人でいつもがんばっている佳奈多の方がサブタイトルは似合いそうです。
自分としても、佳奈多にも誰かそばにいてくれる人がいればいいのにって思います。
佳奈多が理樹に近づいた理由は、きつねのるーとさんの言うように理樹への甘えであってほしいです。
葉留佳への悪意でやったとなると、佳奈多がただの悪者になってしまって救いが無いですしね。
甘えであれば、佳奈多も普通の女の子ってことになるし、理樹の努力次第で佳奈多も救えそうです。
まあ、しかし、どうなるかは見てみないとほんとわかんないですよね。
私も次回が楽しみです。
[ 2013/02/04 07:39 ]
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サテサテ、今回のリトバスの感想を読んできて、ようやく佳奈多の気持ちについて私と同様な意見の持ち主を見つけた気がします。
葉留佳になりすました佳奈多の気持ちを考えると、私も葉留佳への嫌がらせだけとは到底思えないのです。一つ、ヒントになる言葉が有るとしたら、それは今回のサブタイトルの『誰かにそばにいて欲しかったんだ』だと思います。作中、このセリフを葉留佳が言って居ましたけれども、コレは佳奈多の気持ちでも有ったと思えるのですよね。で、理樹くんは葉留佳の家庭の事情に首を突っ込むようなお人好しである意味、佳奈多の事情も理解してもらえそうな雰囲気が。なので自分も理樹くんに甘えてみたいと思ってしまった。その結果が葉留佳への変装で彼に近づく…
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ではでは